スマートフォンってガラケーより太いけどなぜ「スマート」なのか?

2020年現在、携帯電話と言えばスマートフォンを指す場合が多くなってきましたね。
今やガラケーは社用携帯がメインになり、メーカーも種類をどんどん絞ってきています。

そんなみんな大好きスマートフォンですが、なんでスマートフォンっていうのか知ってますか?
ガラケーと比べて太くなってね?スマートじゃ無くね?って思ったことはありませんか?

今回はスマートフォンという名前はどこからついたものなのかをご紹介します。

スマートフォンの意味

スマートフォンは英語で書くと「Smart Phone」となります。
「Phone」は電話という意味なので置いておくとして、今回のメインは「Smart」の部分です。

「Smart」とは「利口な」や「賢い」という意味があります。
なのでスマートフォンは直訳すれば「利口な電話」という意味になるんです。
意味的には「多機能な電話」というのが正しいと思います。

なのでサイズや見た目がシュッとしてるという意味でスマートとついているわけではありません。

Smartは学校でもすぐ習うレベルの単語なのでなんとなくわかっていた方も多いかもしれませんが、英語よわよわの私としてはなんでスマートなのかわかりませんでした。

ちなみにガラケーは

ちなみにガラケーは正式にはフューチャーフォン (Feature Phone) と呼ばれています。

それ以前の携帯電話は音声通話とSMSしか使えなかったのに対し、フューチャーフォンはメールなど新たな機能が使えるようになりました。
そのため従来の携帯電話と差別化をするために「Feature(特徴のある)」という言葉を付けて読んだそうです。

ちなみにガラケーの「ガラ」とはガラパゴスの略です。
これは日本の携帯が独自の進化を遂げ、世界基準から離れた(ガラパゴス化)結果現在のフューチャーフォンがあるため、そう呼ばれるようになりました。

ガラパゴス化とは外から隔離されているガラパゴス諸島では動物たちが独自の進化を遂げることになぞらえています。

まとめ

ということでスマートはシュッとしているんじゃなくて多機能という意味ということでした。

これで知り合いに「スマートフォンってでかいから全然スマートじゃないよな」なんてことを言って恥ずかしい思いをすることもなくなると思います。
逆にそんなことを言っている知り合いがいても暖かい目で見守ってあげてくださいね。