自販機横のゴミ箱は入口で分別してもなぜ中で混ぜてしまうのか??

もうタイトルのままなのですが、私は自販機横にあるゴミ箱の分別の仕組みについて長年疑問に思っていました。
中で混ぜたら分別の意味ないじゃん、と。

入口で分別、中で混ぜる

具体的に自販機横のゴミ箱がどのようになっているのか見てみましょう。

こんな感じで入口の部分でカンとビン、ペットボトルを分別するようになっています。
さあ、この時点で何か不思議なことに気が付きませんか?
そうです、3種類を分別するはずなのに穴が2つしかありません。

中はこんな感じですね。
完全に混ざっています。これ分別できてないですよね。

ゴミは回収後に分別されている

あんなに混ざった状態では困ってしまうのではないかと思われるかもしれませんが、実はそこは大丈夫みたいです。
このゴミ箱のごみは回収後に処理施設で分別されるそうです。

そのためゴミ箱に回収する段階では混ざっていても大丈夫なんですね。

ではなぜ分別する風になっているのか?

ではなぜ入口の穴の部分で分別するような雰囲気になっているのでしょうか?
これはカンとビンとペットボトルのみを入れてもらうためです。

そもそもこの箱はゴミ箱ではなくリサイクル用の回収ボックスなんです。
そしてリサイクルにはこれら以外のごみ(レジ袋や紙くずなど)が入っていると大きな支障が出てしまいます。
そのため「このボックスにはカンとビン、ペットボトルのみを入れてください」というのを意識させるために名前が書いてあって分別している風になっているんです。

確かに穴が一つで3つの名前が書いてあるボックスもあるので、この理由なら納得ですね。

まとめ

そもそもがゴミ箱じゃないということは知らない方も多かったのではないでしょうか。
私自身昔疑問に思って調べて初めて知りました。

みなさんもカン、ビン、ペットボトル以外のごみは入れないようにしましょう。