納豆のスタンダード「おかめ納豆 極小粒」ってどんな味だっけ?

納豆と言えば「おかめ納豆」というくらいおかめ納豆は有名です。
スーパーの納豆コーナーに置いていないことはないのではないでしょうか。

そんなおかめ納豆ですが、みなさんは味を覚えていらっしゃいますか?
どこにでも置いてあるからこそ意識して食べてないのではないでしょうか?

今回はおかめ納豆シリーズの中でもスタンダードな「おかめ納豆 極小粒」についてご紹介します。

おかめ納豆シリーズについて

おかめ納豆はタカノフーズ株式会社から販売されている納豆のシリーズです。
タカノフーズの創業は1932年と80年以上の歴史のある企業で、納豆づくりのきっかけはタカノフーズの創業者高野徳三氏が千葉の「おかめ納豆」で修業をしてのれん分けしてもらったことから始まっているそうです。

おかめ納豆は大豆・菌はもちろんタレにまでこだわって作られています。
大豆は納豆に最適な大豆を厳選しており、選ぶのに10年もかかることもあるそうです。
納豆菌もすべて自社オリジナルで2000種類もあるというこだわりっぷり。
とにかく納豆へのこだわりが強いです。

この記事を書くために調べるまで全然知らなかったのですが、2022年現在おかめ納豆シリーズは10種類以上もあるようです。
地域限定商品もあるみたいですよ。

おかめ納豆 極小粒 とは

「おかめ納豆 極小粒」はおかめ納豆シリーズの中でも最もスタンダードな納豆です。
1980年代に発売されたので、すでに40年以上も売られ続けているロングセラー商品です。

名前の通り大豆はかなり小粒です。
この大豆はアメリカもしくはカナダ産らしいです。国産だと勝手に思い込んでいたのでちょっと意外でした。

内容量はしっかり50gです。
最近では40gというちょっと少なめの納豆が増えてきているので、この量はうれしいです。

タレは納豆のうま味に合うように、うまみと塩味をしっかりと効かせたタレだそうです。
成分表示を見ると鰹節エキスが配合されています。
納豆ではおなじみのからしもしっかりとついてきます。

しっかりと発酵をさせているので、糸の引きもいい気がします。
軽く混ぜただけで糸をしっかりと引いてくれるので、混ぜている間に納豆がどこかに飛んで行ってしまうということもありません。

大豆は先ほども書いた通りかなり小粒で、外見のツルツル感というかハリを強く感じます。
大粒の大豆にある大豆の中身の味、大豆っぽさを感じるというよりも、この触感を楽しむという意味合いが強いかもしれません。

大きな大豆は大豆感を楽しめる一方で、少し粉っぽさを感じる方もいます。
そのためこの極小粒は大豆大豆している納豆が苦手な方にも合うと思います。

タレはスタンダードな納豆のタレですね。醤油の塩味と鰹節の風味を感じます。
こだわりのという風に書いてあったのですが、突き詰めるとこのようなスタンダードな味に落ち着くのかもしれません。
むしろこの味が納豆のスタンダードを作っていったのかもしれませんね。

混ぜると糸もかなり粘り気が出て、糸までしっかり味がします。
これは数ある納豆中でも特有の粘り気だと思います。
そのため全体的に「The 納豆」という、正に納豆の味がします。
納豆好きは納豆の味を糸からも感じれるのでおいしいですし、納豆が苦手な方はまず食べれないと思います。

まとめ

おかめ納豆極小粒を改めて食べてみて、納豆のスタンダードはスタンダードと呼ばれるだけある確かな完成度があると思いました。
普段から食べ続けている人はもちろんですが、いろいろな納豆を食べている方にこそ改めて味わっていただきたい納豆です。