しょっぱい塩ラーメンが愛され続けているお店「塩そば専門店 桑ばら」

2021年10月7日

今回ご紹介するラーメン屋さんは池袋で塩ラーメンがおいしいと有名なお店「塩そば専門店 桑ばら」です。

「塩そば専門店 桑ばら」という名前では2013年にオープンしておりそこまで古いお店ではないのですが、実は「塩そば専門店 まるきゅうらあめん」という名前で同じ場所同じメニューで2005年から営業をしていました。
まるきゅうらあめんは池袋の大人気店だったのですが、店名が理由で権利関係で裁判を起こされてしまい、最終的に今の「塩そば専門店 桑ばら」という店名になったという歴史があります。

場所はサンシャイン通りからちょっと外れた裏路地のようなところにあります。
(住所:東京都 豊島区 東池袋 1-27-5 関口ビル 1F)

店内はカウンターのみで、8席だけなので屋台のようなサイズ感のお店です。
外観も他の池袋のラーメン屋さんとはちょっと違って屋台っぽいですよね。

食券機はお店の外にあるので、先に購入してからお店に入るシステムです。(写真の真ん中らへんに写ってます。)

メニューはこちらです。
桑ばらの定番メニューは「塩そば」だそうなので、今回は塩そばを注文しました。

味どうこうよりも先に驚いたのは、食券を渡してから提供されるまでのスピードです。
その間およそ1分。駅のそば屋よりも早いんじゃないかと思うスピード感でした。

そして今回注文した塩そばがこちらです。

まずはスープの味ですが、かなりしょっぱいです。
鶏系のスープなのですが鶏感よりもしょっぱさがかなり強くて、塩のスープを飲んでいるようでした。
(字にするとわけわからないですね。)
塩舐めながらお酒を飲むような感覚に近いかもしれません。まさに塩、そんな感じです。

次に麺ですが、こちらは細麺でかなり固い麺です。
博多とんこつラーメンで言うとハリガネくらいの麺の固さかな?と思います。
スープ単体で飲むとしょっぱさが勝ってしまっていましたが、麺と一緒に食べるといい感じのしょっぱさです。

そして面白かったのがチャーシューです。
チャーシューの片面がしっかりと炙られていて、カリカリになっていました。
しょっぱいスープにカリカリチャーシューなので、なんかちょっとお菓子っぽくておいしかったです。

食べ進めているうちに気が付いたのですが、私の今回言いたかったことがすべてどんぶりに書かれていました。
なるほど、完全に狙って作られた味なんだなと思わず感心してしまいました。

しょっぱくて麺が固いラーメンですが、この尖った感じがクセになってリピートする方もたくさんいらっしゃるようです。
個人的には飲んだ後の締めのラーメンとして最高の塩味なんじゃないかと思いました。

みなさんもぜひこのしょっぱさを体感してみてくださいね。