辛さと魚介の鬩ぎあい「麺処 井の庄」

今回は辛いラーメンが好きな人にはたまらないラーメン屋さん「麺処 井の庄」をご紹介します。

井の庄グループとして様々な場所に出店しているみたいですが、その本店が東京都練馬区石神井町にある「麺処 井の庄」です。
ちなみに他のお店はちょっとずつメニューが違ったりするみたいです。

お店は西武池袋線石神井公園駅の西口から徒歩1分の場所にあります。
大きな看板があるわけではないのでわかりにくいですが、ライオンズマンションという建物の地下1階です。

ディープな飲み屋がありそうな雰囲気がして、夜とか飲みに来たら楽しそうな地下飲食街ですね。

階段を下りて曲がったところを突きあたりまでまっすぐ歩くと麺処 井の庄があります。

お店の中に入るときに食券を買って、その場で店員さんに渡すシステムです。
お店の中にも座って待つスペースがあるので、混んでいる場合は食券を渡してからしばらく店内で待つ感じになります。
そしてさらに混んでいる場合はお店の外に並ぶことになるのですが、この場合は店内に呼ばれるまでは食券を買わないで並ぶシステムのようです。
ラーメン屋さんって食券を買ってから列に並ぶことが多いと思うので、ここは注意が必要です。

はじめて行くラーメン屋さんってこういう細かなシステムの違いに戸惑うというか、常連さんっぽい人を見えて何が正解か探る感じありますよね。

ちなみに私がお店についたのは13時頃だったのですが、外まで結構人が並んでいました。

食券機のメニューはこんな感じです。
メニューは大きく分けてらーめん・つけ麺・混ぜそばがあり、それぞれ魚介豚骨系の味と「辛辛魚」という辛い味が選べます。
ちなみに「辛辛魚」と書いて「からからうお」とそのまま読むようです。

今回は辛いラーメンを食べに来たので、「辛辛魚味玉らーめん」を注文しました。

ちなみに「辛辛魚」系のメニューは食券を渡す際に辛さを聞かれます。
「控えめ・普通・辛め」の3段階から辛さを選べるらしいです。私は初心者なので普通でお願いしました。

出てきたのがこちらです。
Oh…めっちゃ辛そうではないですか、見た目の破壊力が半端ないですね。

まずは上に載ってるヤバそうな赤いのを溶かさずにスープを一口飲んでみましたが、意外と辛すぎない?という感じ。
色は真っ赤ですが、魚介のうま味をしっかりと感じました。

おそらく魚介豚骨系のスープだと思うのですが、粘度がしっかりとあるため辛さが口や喉にしっかり残ります。
蓄積系の辛さですね。

次に上のヤバそうな赤いものを溶かしてみようとつついてみると、赤くないものが出てきました。
これはたぶん節粉?だと思うのですが、全部唐辛子ではないんですね。

溶かしてスープを改めて飲んでみると、確かに辛さはアップしましたが、辛いだけではなくうまみが増した気がします。
口の中がどんどん辛くなりますが、これはクセになりそうですね。

全部唐辛子じゃないなら辛味が足りないじゃないか!という辛さ狂いの方もご安心ください。
テーブルに唐辛子粉末が大量に置かれているので、好きなだけかけて食べられます。
私は手を出しませんでしたが。

麺はこんな感じの中太で角ばっているタイプの麺です。
食べ応えがあって満足感があります。
ちなみに粘度のあるスープとしっかり絡まって、どこまでも辛いです。

チャーシューは柔らかめのしっかり肉厚があるタイプでおいしかったです。
またメンマはかなり太いサイズのもので、触感がいい。太いメンマ大好きなので個人的にめっちゃうれしかったです。

私は辛さに強いわけではないのですが、おいしく完食することができました。
辛さを調整できるので、辛いのが好きな方にも満足していただけると思います。

ただスープが粘度があるので、すべての辛い成分を梱包しているため飲み切れませんでした。
スープに関しては辛いのが得意じゃないとごくごくとは飲めないと思います。

ちなみにこのご時世なので、テイクアウトもやっているようです。
食べに来たついでに買って帰る人もいらっしゃいました。


辛さの中にしっかりとうまみのあるラーメンでした。
辛いのがお好きな方はぜひ食べに行ってみてください。