札幌生まれのえび香るラーメン「えびそば一幻」

今回ご紹介するのは札幌に本店があるラーメン屋さん「えびそば一幻」です。

「えびそば一幻」の本店は札幌市にありますが、北海道では新千歳空港内にもお店があります。
また関東では新宿、八重洲地下商店、東京ソラマチ内に店舗があるので、東京近辺にお住みの方も気軽に行けます。

私も昔空港内で食べたことがあってめちゃくちゃおいしかった記憶があるのですが、東京でも食べれることを知って久しぶりに食べに行ってみました。

このお店の目玉は名前からもわかる通りえびラーメンです。

ベースはえびの出汁が効いたスープで、「しお・みそ・しょうゆ」の3種類から味を選ぶことができます。
そしてそれぞれの味でえびの出汁のスープをそのまま使った「そのまま」と、えびスープにとんこつスープをブレンドした「あじわい」の2種類からお好きな方を選べます。

また麺は太麺と細麺から選ぶことができます。
ちなみにスタンダードは太麺のようです。

どれにするかかなり悩みましたが、今回は「えびしお・そのまま・太麺」で注文しました。

まず一口スープを飲んで衝撃を受けたのは、えびの主張の強さです。
圧倒的にえびで、口の中から鼻に抜けるえびの風味は他のラーメンではなかなか味わえないと思います。
何匹えびを使ったらこんな濃さのえび風味が出せるんだというくらいの衝撃でした。

これ以外にもラーメンにはとことんえびに対するこだわりが詰まっています。
まず一番上に見える赤いものは「えび風味の天かす」です。
これは紅生姜にえびの風味を練り込んで揚げたもので、サクサクの触感と独特のしょっぱさがアクセントになります。

次に写真の右上の方にちょっとだけ写っている黒っぽいものですが、これは「エビ粉」というスープの出汁を取った時に使ったえびの頭を焼いて粉末状にしたものです。
えびの風味だけでなく焼いたことによって香ばしさがあっておいしいです。

今回は麺をスタンダードな太麺にしてもらいました。
プリっとした触感と、程よくスープに絡まる感じがとてもおいしかったです。

あとえびのインパクトに隠れがちですが、チャーシューもとってもおいしかったです。
豚バラ肉で作られたトロトロタイプのチャーシューで、全面的にえび推しのラーメンの中でえびに負けないアジの主張をしてきます。

えび風味をさらに増やすアイテムとして「エビオイル」というものも無料で使えます。
こちらを使用するとえびの香りがさらに追加できるようなのですが、もともとえびが強すぎてえびが増したのか私にはよくわかりませんでした。
無料なので気になる方はぜひ使ってみてください。


札幌生まれのえびラーメンの超名店は伊達じゃありませんでした。
えび好きの方はもちろん、ラーメンが好きな方に新たな衝撃を与えられるようなお店だと思います。
関東の方でも食べに行きやすいので、ぜひ食べてみてくださいね。