鶏肉で食中毒になった体験談と対処法

みなさんは鶏肉食べてますか?
鶏肉っておいしいですし、体にも良い素晴らしい食べ物ですよね。

そんな万能の食材鶏肉にも恐ろしい点があります。それが食中毒です。
今回は私が鶏肉にあたった時の体験談をご紹介します。

はじめに

まず鶏肉で食中毒になったっぽいと感じたら必ずお医者さんに行くようにしましょう。
今から色々書きますが、すべてはこれに限ります。

鶏肉の食中毒は結構危険な部類なので、自分の判断だけで対処しようとするのは絶対にやめましょう。

私が鶏肉で食中毒になるまで

6月某日、都内の居酒屋で飲んだ時のことです。
その居酒屋は博多串焼きのお店で、鳥料理が有名なところでした。

そのお店では基本的には焼き鳥を頼んでいたのですが、焼き鳥盛り合わせの中に半生のものがありました。

店員さん曰く
「鳥刺し(生)でも食べられる新鮮なお肉なので、レアで焼いてます!!」
とのこと。

レアの良さはよくわかりませんでしたが、新鮮なお肉ということでありがたく食べたのを覚えています。



2日後
朝からなんだかめちゃくちゃお腹が痛いです。
トイレに入って当たり前のように下痢。

当時会社まで電車で10分以内の場所に住んでいたので何とか出社しましたが、その後も会社のトイレで下痢。
出せるものはなくなっても、ずっとお腹が痛いです。
また吐きそうな感じだけします。(実際にははかないのですが嗚咽というか、吐きそうな雰囲気がずっと続きました)

どうしようもなくなったので上司に相談して病院に行かせていただきました。

病院ではお医者さんに症状を離したところ
「それは食中毒かもねー」
ということで血液検査をしてもらうことに。

結果は菌が多いので食中毒という結果に。
鶏肉で食中毒になっているだろうとのことだったので、居酒屋での出来事を話したらたぶんそれではないかと言われました。

お医者さんからの指示と経過

お医者さんからは整腸剤だけ出されました。
若者だし発熱の症状がないから整腸剤だけらしいです。
ここは症状の重さと年齢などによる体力などの違いで変わってくると思います。

お医者さんからは、まず今日は常温のスポーツドリンクだけを飲んで何も食べないで下さいと言われました。
これはお腹の中に菌がいるので、何か食べてしまうと栄養を与えてしまうことになるためだそうです。
下痢で自然に菌が体内からいなくなるのを待ち、脱水症状にならないようにスポーツドリンクを摂取というのが1日目でした。
2日目からは食べていいよとのこと。

死にそうになりながら家に帰り、その日は整腸剤とスポーツドリンクだけを飲んで一日寝ていました。

すると次の日かなり症状が良くなりました。
下痢もほぼなくなり会社に行けるまでに。
(一日前に食中毒で早退したのに先輩にほぼ強制的に居酒屋に連れられ、結果2軒付き合った私を自分ではほめてあげたいです…)

回復までの期間に関しては個人差が大きいと思いますが、菌に栄養を与えず体から出すのが一番早いみたいです。

カンピロバクター

鶏肉にはカンピロバクターという菌がいて、過熱をしないとこれによって食中毒になってしまう可能性があります。
カンピロバクターの体内の潜伏期間は2~7日なので、食べて数日後に症状が出ることが多いです。

食べたときの体調などによってかかったりかからなかったりします。
同じ料理を食べても食中毒になる人とならない人が出る可能性もあります。

また、お店で出てくる生の鳥刺しなどでも食中毒になる可能性があります。
そのお医者さん曰く、実際おそらくお店の食べ物で食中毒になったんじゃないかという事例も多いみたいです。

お店で食べるときもリスクを承知の上で食べる必要がありますね。

まとめ

というわけで私の鶏肉で食中毒になった経験を書かせていただきました。

初めにも書きましたが、一番大切なのは体調が悪くなったら自分で判断せず病院に行くことです。
実際にお医者さんに言われたとおりにしたらすぐに治ったので、やっぱりこれが一番だなと感じました。

みなさんは鶏肉であたらないことをお祈りしています…