受験生や学生におすすめしたい数学や物理での「x」の書き方

中学校以降の数学や物理では変数を表す際にアルファベットを使用しますが、中でも「x」を変数として扱うことがとても多いと思います。
そんな何回も書く「x」ですが、書き方にちょっとしたコツというかおすすめしたいものがあるんです。

今回は理系で元塾講師の私がおすすめしたい「x」の書き方をご紹介していきます。

おすすめの書き方

おすすめの書き方をご紹介する前に、学校でよく習う書き方を見てみましょう。

私が学校で習ったのは上のような書き方です。(字が汚いのは見逃してください。。。)
丸カッコを2つくっつけるような書き方をするように習いました。
実際に学校の授業でこの書き方を教わって、ずっとこれで書いているという生徒さんがたくさんいました。

では次に私がおすすめの書き方です。

こんな感じに大文字のXを書くのと同じようにクロスさせて描く方法です。
1画目はいい感じの曲線に、2画目は直線を引くイメージで書いています。

1画目の曲線が慣れないとちょっと難しいのですが、慣れてくるとスラスラかけるようになってきます。

理由

では、なぜクロスさせるかき方がおすすめなのか解説していきたいと思います。

一番の理由は急いで書いているときに、上のように線が離れてしまう可能性があるためです。
上のは極端な例ですが、2つの線がくっつかないことは結構あると思います。

これ実は採点にまで影響を与える可能性があります。
特に解答用紙に途中式をすべて書かないといけない場合、あまりにも形が「x」になっていないと不正解にされてしまう可能性もあるんです。

よってクロスさせる書き方の方が正確に「x」を書け、線が離れる心配がないため結果的にスピードアップにもつながるんです。

まとめ

ちょっとしたことですが「x」って数学や物理ではものすごい回数書くので、ちりも積もればなんとやらになると思います。
受験生や学生の皆さんはぜひ今回ご紹介した「x」の書き方を使ってほしいなと思います。