時間の後につく「JST」などの標準時って何?

みなさんは英語のメールなどで「4:00 PM JST」のような表記を見たことはありませんか?
私が仕事で初めてこのような表記を見たときに「JSTってjustの略、つまり”o’clock”的な意味だな!」と完全に間違えて思っていて、その後に「1:30 PM JST」などという完全にo’clockじゃない時間が送られてきて動揺したことがあります。

今回はJSTやUTCのような時間の後につく文字の意味についてご紹介します。

JSTとは?

早速冒頭でご紹介したJSTについてですが、これは「Japan Standard Time」の略です。
日本のスタンダードなタイム、つまりJSTは日本標準時です。

日本標準時と言われていてもピンとこないかもしれないですが、私たちが普段使っている時間が日本標準時です。
なぜこんなものが必要なのかと言うと、日本と海外では同じタイミングでも時間が異なるからです。
いわゆる時差というやつですね。

例えばインドの人とやり取りをするときに「15時にミーティングをしましょう」と言うとしましょう。
しかしインドは時差で時間が日本よりも2時間半遅いです。
つまり日本で15時からスタンバイしていても、インドの人がミーティングに入るのは日本の17時半になってしまいます。

こういうことがあると困りますよね。
これを防ぐために標準時という物があります。

この場合は「15:00 JST にミーティングをしましょう」と言っておけば海外の人とやり取りする場合でも時間がずれないです。

GMTとUTC

先ほどの例からわかるように、地域ごとに決められています。
ですが基準となる代表的な標準時という物があります。
それが「GMT」「UTC」です。

GMTとは「Greenwich mean time」 の略で、日本語では「グリニッジ標準時」と呼ばれています。
これは結構聞き覚えがある方も多いのではないでしょうか?
これは経度0度の場所に存在するイギリスのグリニッジ天文台での平均太陽時で、国際的な標準時として使用されていました。

一方UTCとは「Universal time coordinated」の略で、日本語では協定世界時と呼ばれています。
GMTが平均太陽時を基準としているのに対して、UTCは原子時計を基準としています。
原子時計というのはセシウム原子の振動数によって時間を刻む時計で、誤差が発生しにくい、つまり時間がずれにくいのが特徴です。
最近ではGMTよりもUTCの方が世界的な時刻の標準として扱われることが多くなっているようです。

その他の標準時

GMTやUTCは世界的な標準時、JSTは日本の標準時、ということは他にも地方によって様々な標準時があるのではないかと思いませんか?
実際その通りで、星の数ほど標準時というのはあります。

以下にいくつかご紹介してみます。

  • AST:大西洋標準時
  • CST:中国標準時
  • CT :アメリカ中部標準時
  • CET:中央ヨーロッパ標準時
  • CDT:キューバ標準時
  • HKT:香港標準時
  • PHT:フィリピン標準時

これはわずか一部で、ほんとに星の数ほどあります。
興味がある方は調べてみてください。

まとめ

普段あまり海外に方とやり取りしたり、海外旅行などをしないとピンとこないかもしれませんが、時差の調整とかってうまいことされているんだなぁと思いました。
海外との時間調整の際にはぜひJSTとかを使ってみてくださいね。

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