えびはわからないけど複雑な味が特徴「旨えびキムチ」

スーパーに行くと様々な種類のキムチがあって、世は正に大キムチ時代だなと毎度思います。
そんな激戦区で差別化を図るためにメーカーが様々な手を尽くしているのですが、今回ご紹介する「旨えびキムチ」もちょっとスタンダードとは違う売り方のキムチです。

今回はキムチとえびってどうなの?というところから、特徴や味をご紹介していきたいと思います。

旨えびキムチ とは

「旨えびキムチ」は備後漬物から販売されているキムチです。
備後漬物と言えば「旨さやみつきキムチ」「吉野家白菜キムチ」といった様々なキムチがラインナップされいていますが、今回の旨えびキムチはまた趣向の違うキムチです。

名前からもわかる通りえびのうまみが入っているのですが、キムチの本場韓国の伝統製法「熟成アミエビ塩辛」を使用してうまみを引き立たせているそうです。
ここまでえびを前面に出したキムチって珍しいですよね。

でもちょっと調べてみたら実はアミエビを使用してキムチを作るのは一般的らしいです。
気になった方はお近くのスーパーでキムチの原材料を確認してみてください。アミエビがさらっと書かれているものが多いですよ。

使用されている白菜は国産のもので安心感があります。
また内容量は450gと大き目のサイズですが価格はお手頃なので、毎日食卓にキムチを並べる方も家計の面でも安心して食べることができます。

辛さは一般的な辛さで、ちゃんと辛味は感じるけれど辛すぎないという感じです。
また甘味も結構感じました。白菜の甘みというよりは何かのうまみ成分の甘みなのかなという感じ。

酸味はほぼないと思います。

そしてアミエビに関しては正直よくわからなかったです。
まあ他のキムチにもアミエビって使われているらしいので、そこまで単体で主張してくるものではないのかもしれません。

全体的にはいろんなうまみが入っているんだろうなという複雑な味になっていると感じました。
単体で何かの味を強く感じるというよりも、ちょっとずつ甘味や香りなどが共存しています。
うまみ成分が多いためか、他のキムチに比べて結構とろみがあるなと思いました。

逆に言ってしまうとわかりやすい味の特徴はありません。普通においしいって感じです。
なのでこのキムチじゃないと!とはなりにくいかなと思いました。

まとめ

味としては唯一無二の特徴があるわけではありませんが、普通においしくて安いので普段食卓に並べるキムチとしてはありなんじゃないかと思います。