大ボリュームの海鮮丼が食べられるお店「とと丸食堂」

小田原観光に行ったときに、せっかく海に近いから海鮮が食べたいねと探してみて見つけたのが今回ご紹介する「とと丸食堂」です。
とにかく大ボリュームの海鮮丼が楽しめるとと丸食堂の魅力についてご紹介します。

とと丸食堂 とは

とと丸食堂は漁港の駅TOTOCO小田原の中にある、様々な海鮮丼が楽しめるお店です。

漁港の駅TOTOCO小田原は道の駅のような感じでバイパス沿いにあります。
ただし多くの道の駅とは違って電車でもアクセスしやすく、JR東海道本線早川駅から徒歩10分で行くことができます。

「魚のテーマパーク」とうたっているだけあり、とと丸食堂以外にも魚に関する様々な施設が入っています。

とと丸食堂は漁港の駅TOTOCO小田原の2階にあります。
2階はフードコートになっており、フードコート内のお店の1店舗として出店しています。

ただ実際はとと丸食堂のお客さんがほとんどなので、「フードコートのキャパ=とと丸食堂のキャパ」という感じになっています。

昼時過ぎても行列のできる人気店

とと丸食堂は別にアクセスが良いわけではないですが、お昼時を外しても行列ができる人気店です。

私は今回14時過ぎに行きましたが、それでも10人以上ずらっと並んでいました。

ただ、食券を買って待つシステムなので、食券購入までの待ち時間は結構少なかったです。
一方で、席には限りがあるので食券を買えても座れないということがあります。
また一応フードコートという括りなので、他のお店を利用される方もここを利用するので、より席が足りません。

冬は外のテラス席は空いていることが多いようなので、混雑時には寒がりながら食べるのも覚悟した方が良いかもしれません。


ちなみに15時くらいにはかなり空いたので、おやつの時間に食べに来るのもありです。

とことん魚介が楽しめるメニュー

とと丸食堂のメニューはかなり豊富で、好みに合わせて様々な魚介を楽しむことができます。

ものすごい数がありますよね。
この写真にあるものの他にも期間限定メニューがいくつかあるので、実際にはもっとメニューがあります。
お店的にはイチオシは左上に書いてある「とと丸頂上丼」なのでしょうか。

値段的には昼食としては結構高級な価格帯です。いや、夕食でも高級ですね。
漁港に近いから安いというよりは、漁港に近いから豪華な丼にできるという攻め方をしています。

写真には載っていませんが、いくらやうになどを個別で購入してトッピングすることもできます。
そのため、好きなメニューにトッピングしてオリジナル丼も作れます。

また魚介が使われていないカレーなどのメニューもあるので、家族などで食べに来て一人だけ魚介が食べれない場合でも逃げ道があるのもうれしいです。

メニュー写真に負けないボリュームと味

メニューの写真と見比べて実物は少なくてがっかり、、、ということは多々ありますが、とと丸食堂はちゃんと写真通りのボリュームで提供されます。

例えば今回注文した期間限定メニューの「本マグロ切り落とし頂上丼」の写真はこんな感じでした。
かなりボリュームありそうに見えますよね。

そしてこちらが実物です。ちゃんと写真と同じボリュームがある。
かなり豪華にマグロが盛られていますよね。最初に実物を見たときには感動しました。

マグロはしっかりと味が濃く、臭みもないとてもおいしいマグロでした。
あたり前ですが100円回転ずしで食べるのとは全然味が違いますね。
回転ずしも大好きですけど、また違った本格的な味を感じます。

続いてこちらはイチオシされていた「とと丸頂上丼」にうにをトッピングしたものです。
こちらに関しては写真よりも縦方向がちょっと少ないかなとも思いましたが、かなり量はあったので重力に負けて潰れてきてしまったんじゃないかと思います。
写真映え的には問題かもしれませんが、食べたときの満足感は写真のイメージ通りですよ。

こちらは様々な魚介を楽しめる欲張りセットで、どれもちゃんとおいしいです。
これは確かにお店がおすすめするのもわかりますね。
メニューが多すぎてどれを注文したら良いか決められない方には「とと丸頂上丼」がおすすめです。

丼を楽しむ3つの食べ技

とと丸食堂では「丼を楽しむ3つの食べ技」として3種類の食べ方を推奨しています。

  • その1:刺身専用醤油
  • その2:刺身専用旨ごまダレ
  • その3:濃厚魚介出汁

おぼんに敷いてある紙に書かれてました。
そしてせっかくなので、それぞれちゃんと試してみました。

丼ものを注文すると、個々のおぼんに「さしみ専用醤油」と「濃厚旨胡麻だれ」をのせて渡してくれます。
ちなみにこれらは1階で販売もしているので、気に入った方は買って帰れます。

まずはシンプルなお醤油でいただきました。
食べなれているなので安心感ありますね。とってもおいしいです。

一方で食べなれている醤油だからこそ、普段食べている海鮮との新鮮さの違いを感じました。
どれも本当においしいお魚が使われています。さすが漁港に近いだけありますね。

続いてはごまだれです。
こちらは小皿に入れるのではなく、直接かけて使うようです。

ごまだれを使ってしまうと全部胡麻味になってしまうのでは?と心配したのですが、全然そんなことありませんでした。
よくあるごまだれと比べると甘みなどの主張は控えめになっていると思います。

程よい甘みとごまの風味がお刺身と合わさって、お互いの良さを引き出しているように感じました。
とと丸食堂の丼はどれもお刺身の量が大量なので、ごまだれで味変するとこで最後まで飽きずに食べれて良いですね。

締めは濃厚魚介出汁です。
この出汁は食券機の横に鍋で置いてあるので、自由に使うことができます。

出汁をかけて食べる締めがまためちゃくちゃおいしいです。
単なるお茶漬けではなく、全体的に濃厚な旨味を感じます。

また最後に温かい汁物を食べることで口の中をさっぱりさせてくれる効果もあります。
とと丸食堂に来たら、ぜひ出汁も使って楽しみきっていただきたいです。

まとめ

どれも良いお値段しますが、とことん魚介が楽しめる丼ものがたくさんの楽しいお店でした。
小田原観光のついでにも行きやすい場所なので、海鮮好きの方はぜひ立ち寄ってみてください。