川越「かつおぶし中市本店」ねこまんま焼きおにぎりは絶品!!

「小江戸」として古き良き街並みを楽しめると人気の埼玉県の川越ですが、街並みや神社だけでなく食べ歩きでもとても人気があります。
お店の数もかなりたくさんあるので、選ぶだけでかなり迷ってしまいます。

今回はそんな川越での食べ歩きにおすすめの、かつおぶし中市本店の「ねこまんま焼きおにぎり」をご紹介します。

かつおぶし中市本店 とは

かつおぶし中市本店は川越の一番街商店街にあるお店です。

創業は江戸時代末期とかなり歴史のあるお店で、もともとは鮮魚店としてオープンしたそうです。
その後時代の流れとともにかつお節を扱い始め、現在のようなだし関連の商品を販売するようになったようです。

店内ではかつお節を中心に、煮干し昆布など出汁にぴったりな商品がたくさん取り揃えられています。
かつお節はスーパーなどでよく見かける削り節はもちろんのこと、削られていない本枯節もあります。
なんとかつお節の削り器まで売られていました。

食べ歩きに大人気の「ねこまんま焼きおにぎり」

かつおぶし中市本店では「ねこまんま焼きおにぎり」が食べ歩きでとても人気です。

味は「かつお節」と「いわし節」の2種類があります。
ねこまんま焼きおにぎりは、焼きおにぎりにたっぷりかつお節やいわし節が乗った食べ物です。

どちらも1つ250円なので、観光地の食べ歩きの中では安い方ではないでしょうか。

焼きおにぎりは事前にものすごいきっちり三角形に握られたものを、一つひとつ丁寧に焼いて提供されます。
仕上げには各面に醤油を塗って焼き目をつけてくれます。

この醤油は、かつお節と昆布で出汁を取った自家製のだし醤油です。
また、お米は埼玉県産のコシヒカリを使用しているそうです。

削り節たっぷりでおいしい!

ねこまんま焼きおにぎりはかつお節といわし節のどちらも、これでもかというほど削り節がっぷりです。

こちらはかつお節です。
焼きおにぎりとかつお節の比率が2:1くらいなので、他のお店ではまず見かけないインパクトです。
鼻息とかでブフォってならないようにしないといけないので、信玄餅を食べるときと同じような緊張感があります。

焼きおにぎりは醤油を塗った後に直接炭火で焦しているので、香ばしい風味とちょうどいい塩味があります。
そのためかつお節がたくさんかかっていても、かつお節自体に醤油をかけないでちょうど良い味付けになっています。
おにぎりはかなりしっかりと握られたものを焼いているので、凄いパリパリです。

かつお節自体の味もしっかりとあり、うまみが凝縮しています。
かつお節は噛めば噛むほどうまみが出てくるので、ずっと噛んでいたくなります。

「かつお節+焼きおにぎり」の組み合わせ自体は鉄板なので安心感がある味なのですが、普段食べているもののグレードアップ版という感じでした。

いわし節も豪華さは負けていません。すごい量が盛られています。

いわし節は煮干しの削り節なので、お酒のおつまみみたいな感じの味です。
これそのまま一緒にビールとか飲んでもおいしそうです。
普段あまり食べたことのない味で面白かったです。

まとめ

ねこまんま焼きおにぎりはとてもおいしく川越の雰囲気にも合っているので、正に川越での食べ歩きにぴったりだと思います。
また焼きおにぎりにかかっているかつお節やいわし節はお店で購入することもできるので、気に入ったら買って帰るのもありですよ。