100%UPは何倍? 倍率のお話

セールのチラシとかに「ポイント100%UP!」と書いてあったらものすごくアップしそうな気がしませんか?
でも100%アップって結局何倍になるんでしょうか?

今回はそんなちょっとわかりにくい倍率のお話についてご紹介していきます。

百分率のおさらい

まずはちょっとだけ算数のおさらいをしましょう。
いわゆる百分率というやつですが、細かい話は置いといて式は以下の通りです。

対象の値÷基準の値×100=百分率[%]

例えば昨年度の売上100万円を基準にした時、今年度の売り上げが150万円の場合は
150万÷100万×100=150%
となるので、前年比150%ということになります。

次に百分率[%]の変換について考えます。
パーセントは100で割ると単位なしの比率に直すことができます。

例えば先ほどの150%ですが、これは100で割ると1.5になります。
ということは前年より売上は1.5倍ということがわかります。

「100%UP」とは

それでは本題に入っていきましょう。
「100%UP」とは「(現在の状態から)+100%」という意味です。
ここでいう「現在の状態」とは百分率にすると100%のことです。

ピンときませんでしょうか?
現在の状態は現在の状態を基準に比率を考えるので、あたり前ですが100%になります。
もっと簡単に言えば、基準から何も変化していない値なので基準とイコールのはずです。よって先ほどの百分率の計算式から100%となります。

これらのことを合わせて考えると
100%UP = 100%+100% = 200%
となります。
そして200%というのは2倍のことなので、「100%UP = 2倍」ということがわかります。

様々な言い換え

それでは番外編として先ほどのような倍率の言いかえをいくつかご紹介します。

まずはさっきと逆の「倍→%UP」の場合です。
例えば1.7倍を変換するとしたら、まずはパーセントに直すために100をかけると
1.7倍×100=170%
となります。次に基準である100%を引いてあげればどのくらい増えたかが出るので計算すると
170%-100%=70%
となり、70% UPしたことがわかります。

次に基準より減ってしまう場合を考えましょう。
例えば40%Downを○○倍に直すとしたら、基準の100%から40%を引いてやればいいので
100%-40%=60%
これを○○倍に直すには100で割ればいいので
60%÷100%=0.6
となり0.6倍であることがわかります。

逆に0.7倍を〇〇% Downに直すには、まずは百分率に直すために100をかけて
0.7×100=70%
そして基準の100%を引いてやると
70%-100%=-30%
となるので30% Downとわかります。

まとめ

いかがだったでしょうか。
100 UPと書いてあると数字が大きいのでかなりUPしている気もしますが、単に2倍と同じ意味なんです。
同じ倍率でも数字の表現方法によって与える印象も変わってきますよね。

みなさんも倍率が出てきたときに正しく判断できると損しないかもしれません。

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