とってもゆるい楽器が進化!「オタマトーンneo」

「オタマトーン」という楽器を知っていますか?
ゆるくてかわいい、けどちゃんと音が出るという謎の楽器なのですが、最近になって注目されてきて品薄にもなっている商品です。

今回はそんなオタマトーンの新商品「オタマトーンneo」と、そもそもオタマトーンって何?というところをご紹介していきます。

オタマトーン シリーズ とは

オタマトーンとは明和電機から発売されている楽器です。
上の写真のような謎の生物のような形をしていますが、ちゃんと音が出ます。

こんな感じで、アメリカの声が出る鶏のおもちゃのような音が出ます。

オタマトーン自体は2010年に発売されているのですが、最近人気テレビ番組「ゴット・タレント」のスペイン版「ゴット・タレント・エスパーニャ」でフワンホ・ホモンセラートさんがオタマトーンを使って「誰も寝てはならぬ」を演奏したことで一躍有名になりました。
最近ではちょっと品薄になっています。

演奏方法

演奏方法はかなり直感的です。

音を出すだけなら黒い部分に指で触れるだけで音が出ます。
黒い部分の下に行けば行くほど音が高くなります。

音を出している間に尻尾の部分を前後することによってビブラート奏法ができます。
これでオペラっぽい感じとかもできます。

ほっぺの部分を押すと口が開きます。
これはワウ奏法という名前がついているのですが、これをすることで音が変わります。
あとパクパクしてかわいいです。

オタマトーンneo とは

オタマトーンneoとはオタマトーン発売10周年を記念して発売された、スタンダードなオタマトーンを進化させた商品です。

進化したのは主に以下の機能です。

  • アプリによって音やスケールを変えられる
  • サイズが大きくなって演奏しやすくなった(270mm→285mm)

オタマトーンneoの裏側はこんな感じになっています。
上からon/offスイッチで2段階で音量を調整できるようになっており、その下の音程のボタンで音の高さを3段階で選べるようになっています。(ここら辺はスタンダードなオタマトーンと一緒です。)

右側にある「OTM Link」という部分に専用のケーブルを刺してスマートフォンとつなぐことによって、音やスケールを変えることができます。
接続に必要なケーブルは一緒についてくるので、買ってすぐに使うことができます。

アプリは「オタマトーンスタジオ」という名前で、iPhone/androidどちらにも対応しています。

アプリの画面はこんな感じです。
オタマトーンから出る音をギターやバイオリンなど、用意されている中から様々なものに変えることができます。

またスケールを変えることができるのがかなり便利です。
通常のオタマトーンは無段階で音が変わっていくため、音程の調整が難しいです。
一方でオタマトーンneoではこのスケールを場所ごとに区切ることができるので、アプリで設定しておけば適当に演奏してもそれっぽく聴こえるんです。これほんとおすすめ。

課金しないと使えない音などもありますが、370円なので機能が気に入ったら課金してしまっていいと思います。

電池は単四電池が3つ必要で、ドライバーで蓋を外して入れるようになっています。

ちなみにこんな感じのパッケージに入っています。
プレゼントにも合いそうな感じですよね。

演奏は直観的だけど難しい

先ほどご紹介した通りで、黒い部分い指をあてるだけで音が出るので音を出すこと自体はとても簡単です。
一方で、思い通りの音を出すのはかなり難しいです。

というのも音は一定の間隔で配置されているのではなく、高い音になればなるほど間隔が狭くなるようになっているためです。
そのため思い通りの音を出すためにはそれを考慮しないといけないので、結構難しいと思います。

また電池残量などによって若干音程が変わるらしいので、細かな調整はかなりの難易度だと思います。
でもちょっと音程が外れる感じもオタマトーンらしくていいと思いいます。

練習シート付き

パッケージの背表紙の裏は練習シートになっています。

こんな感じでハッピーバースデートゥーユーが演奏できるようになっています。

練習シートの上にオタマトーンを配置して、番号の場所を順番にタッチするだけで演奏ができます。
これである程度の位置を把握することができるので、まずはこの練習シートを使ってみるのをおすすめします。

まとめ

ゆるいけど練習すれば本格的な演奏までできるようになってしまうのがオタマトーンです。
またギターの音などさらに演奏できる幅が広がったオタマトーンneoがあれば、いろんな音楽を気軽に演奏することができます。
お家でゆっくり過ごすおともとしていかがでしょうか?