手本という意味の「○○のかがみ」は「鏡」と「鑑」どっち?

2021年2月13日

私は漢字よわよわなので様々なタイミングでどの漢字を使うのかが分からなくなります。
その中でも最近間違えて指摘され、結構恥ずかしい思いをしたのが手本という意味で使う「○○のかがみ」というときの「かがみ」の漢字です。

みなさんは「鏡」と「鑑」どちらを使うのが正しいかご存じでしょうか?
今回はこれについて簡単にご紹介していきたいと思います。

正解は「鑑」

まず正解だけを知りたい方のために書いてしまうと、「鑑」を使うのが正しいです。
「営業の鏡だね!」みたいな使い方ですね。

ちなみに私は「鏡」を間違えて使ってめちゃくちゃバカにされました。
みなさんが恥ずかしい被害にあう前にこの記事にたどり着いてくださっていることを祈るばかりです。

「鏡」と「鑑」の意味

色々調べてみましたが、どちらもミラー的な意味を持っています。
そしてどちらもお手本という意味もあるみたいです。

ただ一般的には「鏡=mirror(ミラー)」「鑑=paragon(手本)」という意味で使われることが多いみたいです。

また「鑑」は「鑑みる(かんがみる)」という使い方もします。
これは何かと照らし合わせて考慮することや参考にすることという意味です。
ここからお手本的な意味が来ているのではないでしょうか?

まとめ

ということで「○○の鑑」が正しいということでした。
どちらが正しいか調べている方のお力になれたらうれしいです。

漢字は難しいなと思うのですが、同時に意味が分かると面白いとも思います。
単に暗記するのではすぐ忘れてしまいますが、意味から覚えていけたらいいなと最近になって思いました。
みなさんも気になった言葉があったら、由来を調べてみても面白いかもしれません。