中華調味料の鉄板 「味覇(ウェイパー)」と「創味シャンタンDX」を実際に使ってみて比較

2021年5月22日

「味覇」と「創味シャンタンDX」、赤と白の2つの缶が世のキッチンで中華調味料としての採用を奪い合っていた…

こんにちは、味覇・創味シャンタン大好きべーやんです。 今回の記事のために大好きといっているわけでもなく、ずっとこの二つの調味料には支えらえてきました。一人暮らしを始めて料理初心者の頃は半分以上これで味をつけていました。それだけ汎用性の高い素晴らしい調味料なのです。

今回はそもそも 味覇と創味シャンタンとは何なのかから、それぞれの違いまでを実際に使い続けていた私の感想込みでご紹介いたします。

そもそも「味覇」と「創味シャンタンDX」とは?

もともとは中華料理屋さんで使われていていたものを、パッケージと名前を変えて家庭用に売り出したのが「味覇(ウェイパー)」です。
いろいろあって、販売元の廣記商行と製造元の創味食品が揉めて、 2015年にこの二つの商品に分かれました。(詳しくは他で調べてみてください…)

ざっくり言うと
・味覇 (写真左、赤い缶)
  名前は昔からあるが中身は2015年から独自の味になったもの
・創味シャンタンDX(写真右、白い缶)
  昔から業務用で使われていて、2015年まで味覇として売られていた味のもの

なんかこれだけ見ると創味シャンタンDX の方が歴史のある味でおいしそうに見えるのですが、実際にはそれぞれ違ったおいしさがあるので、単純にこっちの方がおいしいと言えないのが難しいところです。

使い方

これらの調味料はうまみ成分を固めたような状態になっているので、そのままだと固まっているので料理に入れられません。
なので私は

こんな感じでフォークでガリガリと削って入れています。いろいろ試しましたがこれが一番簡単でおすすめです。(もっといい方法あれば教えてください。)

ちなみに味覇と創味シャンタンDXのどちらにもチューブタイプがあるので、そちらを選ぶと絞るだけで簡単に料理に入れられます。
ただし注意点としては絞りやすくするためなのか中身が缶と違うことです。当然味も若干違ってきます。こだわらない方は問題ないのですが、個人的には缶の方が馴染みのある味なので缶を買い続けてます。

それぞれの特徴

味覇

味が濃くジャンキーな感じになります。
少し入れるだけでしっかり味が付くので、味付けに適当に入れればそれだけで完成品の味になります。このジャンキーなおいしさに慣れてしまうと創味シャンタンDX じゃちょっと物足りなくなるかもしれないくらいクセになる味です。味見しないで最初に調子乗って入れすぎると濃くなりすぎるので注意が必要です。

創味シャンタンDX

一言で言うと上品な味です。
味覇に比べて味が薄めなので味の微調整がしやすい利点がありますが、物足りない方は塩コショウで微調整が必要かも。この場合出汁というのが適切かわからないのですが、そんな感じの味の深みがあるような気がします。また味覇よりも柔らかく、フォークで削るときに冬でも簡単に入れられます。逆に夏だと結構柔らかすぎるくらいです。

それぞれおすすめの人

味覇がおすすめの人
・味が濃い、ジャンクな味付けが好き
・とにかく簡単に味付けをしたい

創味シャンタンDXがおすすめの人
・上品な味付けが好き
・昔ながらの中華屋さんの味付けにしたい 

さいごに

それぞれの特徴を実際に使ってみての感想を踏まえてまとめてみましたがいかがだったでしょうか?どちらも素晴らしい商品で、簡単に本格中華の味付けにすることができます。もし使ったことがない方がいらっしゃいましたら、ぜひ自分に合いそうな方を買って試してみてください。