PDCAを学ぶならこれ! 三木雄信「孫社長のむちゃぶりをすべて解決してきたすごいPDCA」【本・感想】

みなさんこんにちは、「すごい」って言われて褒められたいべーやんです。
会社で「PDCAを回せ」と言われることがよくあるのではないでしょうか。私は入社して配属先で口酸っぱく言われていました。なのでPDCAに関しての本はいくつか読んできたのですが、その中でも特に私が参考になった本「孫社長のむちゃぶりをすべて解決してきたすごいPDCA」を今回はご紹介します。

こんな人におすすめ

・PDCAを勉強したい人
・仕事が終わらない人
・PDCA自体はわかるが、さらに上のレベルに昇華させたい人

内容

この本の筆者の三木雄信さんはソフトバンクの元社長室長で、孫正義社長の仕事をまじかで見続けてきた方です。この本で紹介されるのはただのPDCAではありません。そんな三木さんが孫社長を徹底分析してできた”高速”PDCAです。
この本では高速PDCAの必要性の説明の後「P」「D」「C」「A」にそれぞれ分けて紹介されています。
今回はそのPDCAについて説明されている章をピックアップしてご紹介します。

【P】 月間週間ではなく「毎日」の目標を設定する

Passionです。嘘ですPlanです。
最初から独特なのですが、ソフトバンクではできるかどうかの検討ではなく孫社長が「やる!」と決めて行動をします。しかも高いハードルを設定して。その内容は筆者も99%無理と思うものばかりだったそうです。しかしこの常識外の行動が、結果的に業界の常識を変えることにつながってきたそうです。
これを実現するために大きな目標を立てた後は、毎日できる小さな目標を立てて実行していきます。ここでのポイントは日単位の目標にして、毎日振り返ることです。例えばこれが週の目標にしてしまうと一週間に一回しか結果が出ません。それでは遅すぎるのです。これにより失敗にも早く気づき、大きな痛手になる前にこまめに改善を繰り返すことができます。

【D】  一つひとつではなく、「同時にすべての手法」を試す

DEKOPONです。嘘ですDoです。
高速PDCAの中で私はここが一番衝撃的でした。
「一度にすべての方法を実行する」ことがソフトバンクの鉄則なんだそうです。
そのためには以下の3つがコツだそうです。

①期限を決めて、可能性ある手法をすべて一斉に試す
②一番効率がある方法を見極めたら、あとはそれだけを実行する
③スタートからある一定期間は成果が出ないか、マイナスになることを想定内とする

孫社長のむちゃぶりをすべて解決してきたすごいPDCA  三木雄信

この3つを意識することで、社内のどんな立場の人も同時にすべての手法を試して最大の結果を得ることができると書いています。特に③は重要で、これをちゃんと説明しないと成果が出る前に上司などに止められてしまいます。そうならないために「前半はこれだけコストがかかるが、後半はこれだけ下がります。」のような説明を先にしておきけば、「上司に失敗を失敗だと思わせないこと」が可能になるそうです。

【C】結果は「数字」で厳密に検証する

Casablancaです。嘘ですCheck です。
孫社長の数字へのこだわりはとても強く、ソフトバンクでは数字に基づいて話せない人は評価されないそうです。
この章では数字での検証を可能にするために、エクセルを用いた 「多変量解析」や「T字勘定」が詳しく紹介されています。ここは私がかみ砕け切っておらず簡単に説明ができなかったので、気になる方はぜひ本を読んでみてください。

【A】「いちばんいい方法」だけを磨き上げる

ActionもしくはActです。これはほんとです。
今までのPDCで高い目標に対して細分化した目標を立て、すべての方法を試し、それを数字で検証してきました。これにより「いちばんいい方法」が明らかになっているはずです。そしてこれが分かれば後はその「いちばんいい方法」だけに切り替えて活動をします。そうすることでそれまでかかったコスト、下げた実績をなかったことにできるくらいの大きな成果を出すことができます。
この章ではいい方法を磨き上げる「6:3:1の法則」や必ずイエスを引き出す「まあしゃん理論」といったテクニックも書かれています。

まとめ

全体的に難しい言葉などもなく、高速PDCAについてわかりやすく解説されていました。また実際のソフトバンクでの実績を例に書かれていて、高速PDCAを実践することによって大きな成果につながるというイメージが付きやすいと思います。PDCAを学びたい人におすすめできる一冊でした。

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