お台場のチームラボボーダレスにカメラを持って行ってみた!おすすめの撮り方などまとめ

インスタを見ているとチームラボで撮ったおしゃれな写真が定期的に流れてきます。
まさに映えの塊のチームラボなのでカメラをやっている方にもかなりおすすめなのですが、私自身どんな風になっていて、どう撮ったら良いのか迷っていました。

今回は私が実際にチームラボボーダレスに行ってカメラで写真を撮ってきた経験をもとに、おすすめの機材や撮影方法などをご紹介します。

チームラボボーダレスとは

チームラボボードレスは様々なデジタルアートを楽しめる体験型のミュージアムです。
ちなみに正式名称は「森ビルデジタルアートミュージアム:エプソン チームラボボーダレス」です。

場所はお台場パレットタウンの中にあり、最寄り駅は東京テレポート駅やお台場海浜公園駅になります。
観覧車のほぼ真下にあるので、観覧車を目印にして行くと迷うことはないと思います。

チームラボボードレスは「地図のないミュージアム」がテーマの施設です。
中には地図はなく、さまよいながら様々な展示物を探していくことになります。
また作品は常に移動しているので、同じ部屋でも時間ごとに違った作品が見れるのも魅力です。

様々な映え作品がある!

チームラボボーダレスはまさに映えのためのミュージアムなのですが、ほんとに写真映えする作品があります。

壁にはそこら中花が咲いています。
この花は彼岸花やヒマワリなど様々な種類が咲いては散りを繰り返すので、同じ場所にいるだけで様々な作品が見れます。

「人々のための岩に憑依する滝」という作品のあるここがおそらくここがメインの広場です。
流れる滝と花のコラボが壮大できれいです。

「地形の記憶」というこのハスのような葉に作品が写り込む部屋では、最初は背の高い葉の下から見る形になるのですが、だんだんと背が低くなって最終的に上から眺めるようになります。

こちらは「呼応するランプの森」という部屋です。
ここでは全面鏡になっている部屋に大量のランプが並べられています。
ラプンツェルの世界みたいできれいですよね。

ここの部屋は時間制限があって、入ると体感2~3分くらいで次の人たちに入れ替わらないといけません。
ただそのおかげで中には10人くらいしか人がいないので、あまり人を写さずに写真が撮れます。

「Black Waves」というこの作品は日本画のような波がリアルに動いていました。
まるで葛飾北斎の「神奈川沖浪裏」のようで美しかったです。

一眼レフやミラーレスなら明るい広角単焦点レンズがおすすめ!

一眼レフやミラーレス一眼などのレンズ交換式のカメラを持って行く場合は、明るい広角単焦点レンズがおすすめです。

画角は35mm換算で24mm前後のいわゆる超広角と呼ばれるくらいの広さであれば展示を撮影しやすいです。
ちなみに24mmは大体スマホの標準のカメラと同じか若干広いくらいの画角です。

また、明るさに関係するf値に関してはf2.0以下だと使いやすいと思います。

暗いレンズの場合はシャッタースピードを下げるかISO感度を上げる必要があります。
シャッタースピードを下げると展示物が動き回るチームラボでは全体的に流れてしまいます。
またISO感度を上げすぎるとノイズが乗ってしまうのでなるべく上げたくありません。

これらの課題があるためf2.0以下のレンズである方がおすすめです。

今回私はFUJIFILMのX-T4にXF16mmF1.4 R WRをつけていきました。
X-T4のセンサーサイズはAPS-Cなので35mm換算24mmになります。

正確にはセンサーサイズや手振れ補正の有無なども関係しますが、ひとまず明るくて広いレンズであればきれいな写真が撮れると思います。

ちょっと変わった面白い撮り方

チームラボボーダレスでは普通に撮ってもとてもきれいに撮れるのですが、せっかく写真を撮るならちょっと面白い撮り方もしたいですよね。
いくつかおすすめの撮り方をご紹介します。

まずはスマートフォンのカメラで写した画面にピントを合わせて背景をぼかす方法です。
またこれの応用で自分たちを撮った写真をスマホに写して、その画面を撮影するという方法もあります。

これは変わった撮り方という感じではありませんが、f値を小さくして(被写体深度を浅くして)手前のものにピントを合わせて撮ることで玉ボケをたくさん作れます。

こんな感じで床や壁に映ったシルエットを撮影してもいい感じです。
この場合はコントラストを上げて撮影すると、影の黒が良く出てきれいに撮れます。

床が鏡になっている部屋も多いので、そのような部屋では床に映る自分を撮影しても面白い絵が撮れます。
SNSのアイコンにも使えるおしゃれな自撮りが撮れますよ。

白い服を着ていくとこんな感じで作品が服に映り込み、自分も作品の一部になることができます。
これを利用しても面白い絵が撮れますよ。

荷物はロッカーに預けられる

チームラボボーダレスにはしっかりとロッカーが用意されています。
そのため上着やバッグなどはここで置いていくことができます。

カメラを持ってきた方も基本的にはここでバッグを置いて、カメラストラップを使ってカメラだけを持ち込むのがおすすめです。
施設の中では手ぶらだったり身軽な方が多いので、大きいカメラバッグを持ち込むと邪魔ですし結構浮きます。

ちなみに100円はカギを開けたときに返ってくる方式なので、取り忘れには注意してください。

服装に注意

チームラボボーダレスに行くときには服装に注意が必要です。
避けた方が良い服装はスカートやワンピースなどと、サンダルやヒールなどの動きにくい靴です。

まずスカートやワンピースを避けた方が良い理由ですが、部屋によっては床が鏡のように反射する部屋があります。
そのため下から反射しても大丈夫な服装が良いです。

またサンダルやヒールなどは足元の悪いエリアでは履き替えないといけません。
アスレチックがあるエリアもあるので、動きやすい靴で行く方が履き替えの手間もないのでおすすめです。

まとめ

普通に見て回っても楽しいチームラボボーダレスですが、カメラを持って回るとまた一段と楽しかったです。
もしカメラをお持ちの方は、ぜひ持ち込んで写真を撮ってみてください。