オハヨー乳業の伝統と熱意の味は伊達じゃない!「新鮮卵のこんがり焼プリン」

今回ご紹介したいのはオハヨー乳業の「新鮮卵のこんがり焼プリン」です。

オハヨー乳業の「新鮮卵のこんがり焼プリン」と名前を言われてもピンとこないかもしれませんが、パッケージを目にしたことがある方は多いのではないでしょうか?
(デザインは若干タイミングで変わっている気もしますが)

実際私もあまり名前は意識したことがありませんでしたが、スーパーやコンビニで目にしますし、焼プリンが食べたいときには買うことも多いです。

歴史ある商品でそのおいしさはすでにご存じの方も多いと思いますが、とにかく魅力的なスイーツなのでご紹介していきたいと思います。

「新鮮卵のこんがり焼プリン」とは

「新鮮卵のこんがり焼プリン」はオハヨー乳業から販売されている焼きプリンで、2021年で発売から29年になるロングセラー商品です。
確かに昔から見かけるとは思っていましたが、そんなに長かったとは知りませんでした。

この「新鮮卵のこんがり焼プリン」はオハヨー乳業の看板商品であり、その最大の特徴は名前の通り「焼かれている」と言うところですね。

定価は2021年5月現在で税別125円とお手頃価格ですが、内容量は140gと満足感のある量になっています。

発売まで13年かかった!?

今では焼きプリンは日本でも一般的になりましたが、実は日本で初めて焼プリンを販売したのはオハヨー乳業だったそうです。

オハヨー乳業の公式HPで詳しく書かれていますが、焼プリンは構想から発売までなんと13年もかかったそうです。

ヨーロッパで焼かれたプリンを見てなんとか商品化できないかと商品開発を始めますが、ネックだったのは「賞味期限」だったそうです。
全国に流通させるには最低でも2週間の賞味期限が必要だった中、当初は3~4日までしかもちませんでした。
その後「食材を分けて殺菌する」「自社で卵を割る」などのアイディアを出しながら試行錯誤を繰り返し、発売できる基準まで持っていたそうです。

現在オハヨー乳業から販売されている「新鮮卵のこんがり焼プリン」の賞味期限は19日間となっているので、この数字がいかにすごいことかわかりますよね。
オハヨー乳業の熱意がこもった商品です。

”焼”プリン」と書いてあるだけあって最大の特徴は上の面のこの焼き部分です。
ちょうどいい焼き目でとてもおいしそうですよね。

中まで掘ってみると3層構造になっています。
一番上は先ほどもご紹介した焼き目で、真ん中はプリン、一番下にカラメルソースです。
(全部プリンなので真ん中の層はプリンて呼び方じゃないかもです。)
焼プリン的には一般的な構造ですね。

一番上の焼かれている面は触感はサクサクで、砂糖をそのまま焼いたような甘味を感じます。
また食べているとふわっと香ばしい香りがしてきて、「焼感」をしっかりと楽しめるようになっています。

中段のプリンはとても濃厚な味がして、舌触りもとてもなめらかです。
この価格帯のプリンでここまで濃厚なのは、他社の製品でもあまり多くないと思います。

一番下のカラメル部分は普通のおいしいカラメルという感じ。
甘すぎず、中段のプリンの層をキュッと締めてくれるような役割を果たしています。

この3層それぞれがおいしいのですが、これをすべて一緒に食べたときのバランスがまた最高です。
ベースにはプリンの濃厚な甘みがあり、焼かれた部分とカラメルが甘みと香りのアクセントになっています。
量で言えばほとんど中段のプリンで構成されているのですが、このちょっとの焼きとカラメルの配分は、長年研究をされてきて最適化されているんでしょう。さすがの一言に尽きます。

まとめ

改めて食べてみましたが、やっぱりめちゃくちゃおいしいです。
手軽に買えるけれど味には一切妥協がない商品、そんな言葉がぴったりだと思います。

オハヨー乳業の伝統と熱意がこもった「新鮮卵のこんがり焼プリン」、ぜひみなさんも食べてみてください。