「白だし」を料理にちょっと加えるだけで本格的な味に 便利な使い方をご紹介

2020年12月27日

何年か前に調理師免許を持っている親友に
「最近ちゃんと料理するようになったんだけど、なんかおすすめの調味料ない?」
って聞いたら秒で「白だし」って返ってきました。

ちなみにその彼は結構な頻度で今も料理の写真を上げているのですが、全くレベルが違って追い付ける気がしません。

話は戻って白だしですが、割烹着を着た職人さんがCMとかをしているイメージだったので、本格的な料理に使う敷居の高いものだと思っていました。
でも使ってみたら意外と使いやすくて便利だったので、今回は白だしとは何ぞや?というところから使用例までを簡単にご紹介します。

白だしとは

白だしとは鰹節や昆布からとった出汁に、白醤油や砂糖、みりんなどを加えたものです。
和食系にはなんにでも合う万能な出汁です。

ちなみに私はヤマキの白だしを使っていますが、特にこだわりがあるわけではないです。
でも安いしどこのスーパーにもあり味も間違いないので、初めて買うのならこれをおすすめしておきます。

使用例

煮物などの和食に入れたりするのですが、今回は本格的で手間のかかる料理ではなく、お手軽な料理での使い方をご紹介します。

味噌汁

味噌汁にちょっと入れるとそれだけで本格的な味になります。
出汁入りの味噌を買えば溶かすだけでそれっぽくはなるんですが、普通の味噌の方が汎用性高そうで我が家は出汁の入っていないみそなので白だしが大活躍します。

家にある野菜類をテキトーに煮込んだ後に火を止めて白だしを入れます。
量は2~3人前で大さじ1くらいですかね。

順番は白だしと逆でもいいのですが、味噌も溶きます。
量は味を見ながら調整してみてください。

溶かし終わったら沸騰させないように弱めの火にかけて完成です。
沸騰させてしまうと風味が飛んでしまうらしいです。

余った野菜を消費できるので便利です。
白だしがないと結構味気ないので、白だしの偉大さを感じます。

卵かけご飯

「卵かけご飯って料理じゃ無くね??」
って聞こえた気がしますが聞かなかったふりしますね。

作り方は簡単、ご飯の上に卵を割って醤油をかけ、白だしをかけます。
これだけで深みのあるちょっと高級な味の卵かけご飯になります。
あと醤油を控えめにしてもしっかり味がするので、若干塩分を減らせて健康的なのではないでしょうか。

初めてこれをやった時に、下関の小さい飲み屋でシメに牡蠣醤油で卵かけご飯を食べたときの感動を若干思い出しました。

白だしを使えば鍋のもとを使わなくても本格的な鍋の味にできます。

使い方は簡単、肉なり野菜なりを鍋に入れたら、水と酒と白だしと醤油を入れればそれだけで和風鍋の味になります。

これも具は何でも大丈夫なので、冷蔵庫の残り物でどうにかなります。
切って煮るだけなので、料理がめんどくさい時にもおすすめです。

残った汁でする雑炊は絶品です。
洗い物も少なくて済むので一石二鳥でおすすめですよ。

まとめ

いかがだったでしょうか。
白だしって何に使うかわかんなーい、って人もいらっしゃったかと思いますが、結構なんにでも使えて便利です。

私の中では中華の創味シャンタン、和食の白だしといった感じで双璧をなしています。
洋食とかのおしゃれな方はまだ開拓中です。

ぜひキッチンに常備する調味料の中に加えてみてください。