趣味を仕事にすることのメリットとデメリット

「趣味を仕事にできたら、仕事も毎日楽しそう!!」

そんな風に考えている人もたくさんいるのではないでしょうか?
私もそう思っていました。そう、思っていました。

今回は実際に趣味を仕事にしていた私の経験談を、メリットとデメリットに分けてご紹介していきたいと思います。

私の仕事にした趣味について

「趣味を仕事に」と言っても色々な仕事な形があるので、まずはざっくりと私が何をしていたかをご紹介します。

私がしていた仕事は、学生時代から好きだった商品を売るメーカーの営業です。
新卒として入社して、数年間営業だけをしてきました。(3年以上です)

ちなみにそのメーカーが特別好きだったわけではないのですが、ジャンルとして好きだったものを作っているメーカーでした。

業務的には販売店へのルート営業から飛び込み、量販店バイヤーへの商談などなんでもやるような感じでした。

好きな「もの」に関することを仕事にした時の感想ですが、旅行が好きで旅行会社に勤めるなど「こと」を仕事にした方にも一部当てはまるところがあると思います。

メリット

趣味を仕事にすることでメリットはたくさんあります。
まずはポジティブな方からご紹介していきます。

最初から知識がある

まずは知識がわざわざ勉強をしなくてもたくさんあるというところです。
言い方を変えれば趣味で調べていたことなどが知識としてあるので、仕事のために何か特別に勉強をする必要が少ないという感じでしょうか。

興味をないものを仕事のために覚えるのは苦痛ですが、好きなものって自然と頭に入ってきますよね。
ここは好きこそもののなんとやらではないですが、好きなことというメリットだと思います。

好きなものについてもっと深く・早く知れる

一般の人では知りえない製造や販売の裏側が知れます。
また情報公開前に情報を知ることができます。

これは趣味を仕事にしている人の特権ですね。

自分が直接関われる

これこそ私は趣味を仕事にすることの醍醐味だと思いますが、自分が趣味のものやことに直接関わることができるという点です。

自分の意見が採用された商品が世に出る可能性があると思うとわくわくします。
これは形のないサービスなどでも同じだと思います。

趣味が合う人が多い

趣味を仕事にする人もたくさんいるため、必然的に趣味が合う人が多いです。
これは社内も社外も当てはまると思います。

同じ趣味で盛り上がれる関係というのはなかなか社会人になると貴重だと思いますので、これもメリットではないでしょうか。

デメリット

趣味を仕事にすることは良いことばかりではありません。
私が感じたデメリットは下記のような感じです。

趣味の時間が仕事になる

何より私がしんどかったのは、趣味の時間が仕事になることです。

例えば今まで通り趣味のものを買いに行ったときに、それは買い物ではなく市場調査になってしまうのです。

仕事にしたことが好きなものであればあるほど触れる機会や頻度も多くなるはずなので、実質仕事になってしまう時間も増えてしまいます。
プライベートで仕事を考える時間が増えてしまうのは、人によっては避けたいところだと思います。

実は関われないことを知る

これは可能性の話ですが、入社してみたら思っていた以上に何も関われない場合があります。

例えば自社で作っていると思っていた製品はOEMやほとんど外注部品で作られているなど、ただメーカー名だけつけて売るだけの状態になっているという場合です。
有名な企業ほど結構ありがちな落とし穴ですが、なかなか一般の人にはわかりにくいので判断が難しいです。

「人」でメーカーや業界が嫌いになる

これも結構あるのですが、入社した会社や関わる業界によっていろんな色があります。
働いてその会社・業界の人と関わっていく中で、その人間関係などが原因で今まで好きだった業界が嫌いになってしまう可能性もあります。

趣味の時はそれに関わる「人」は意識していない場合が多いと思いますが、実際は「人」が仕事をしているため避けて通れない問題だと思います。

「一番好きな趣味」を仕事にして幸せになれるのはほんの一部

これは私の考えですが、「一番好きな趣味」を仕事にして幸せになれるのはほんの一部の方だと思います。

仕事なのでもちろん嫌なことや大人の事情など、いろいろな問題に直面すると思います。
単なる仕事なら「仕事はそういうもの」と割り切れますが、趣味でそれが起きたときに100%仕事と割り切るのは難しいです。
なので「趣味で嫌なことがあった」という認識になってしまうことがあります。

そのため、一番好きな趣味は趣味のままにしておいた方が幸せな人が多いと私は思います。
二番目に好きな人と結婚した方が幸せになれる理論と似てますね。

ちなみに一番好きな趣味を仕事にしているからこそがんばれる人ももちろんいます。
ですので絶対にいけないというわけではなく、「こういうデメリットに直面する可能性があるよ」と把握したうえで挑戦するならとても良いことだと思います。

まとめ

いかがだったでしょうか。
趣味を仕事にするのは、良い点もあれば悪い点もあるという感じです。

転職して他の仕事も経験した私が思うのは「仕事が好きになる」という「好き」が先行しているのではなく、「仕事をしているうちに好きになっていく」というのが幸せなケースだなと思います。

あくまで私のケースですので、そうじゃないよって方もたくさんいらっしゃると思います。
就職活動が控えている人、転職を考えている人や活動中の人に考える材料として、少しでも参考になったらうれしいです。

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